築古不動産物件の目に見えないポイント
こんばんは!
不動産投資の先生のお話しを聞きに行ってきました♪
上手くいっている人のやる方をまねていく事も大事ですが
上手くいっている人の考え方を体得していくことが大事ですね!
それでは
前回の続きで目に見えない部分や
気を付けておきたいことについて書いていこうと思います。
まずは家というのは建物と土地に分かれます。
この土地に関して、以前ブログに書いたような都市計画の線引きをみること以外に
給排水などのインフラも大切になってきます。
東京都内ですと公共下水道になると思います。
しかし郊外に行くとまず排水に関しては浄化槽というものが多いです。
そのほかには汲み取り・・・これはバキュームカーが来てたまった排泄物を汲み取るものです。
一般的には入居者は汲み取りの場合、なかなかつきづらいのでこれを変更することになります。
そうなるとかなりの費用が掛かかってしまうのでさけた方が良いと思います。
浄化槽というのは
家の庭に3つほどのマンホールのようなものがあると思います。
その下に埋まっている槽で排泄物などを微生物が分解をして排水していくものです。
主に郊外ですとこの浄化槽タイプのものが多いのです。
もしかすると、におうかもしれませんが・・・
一度このマンホールのようなふたを開けて中を確認しておくことをお勧めします。
もしも壊れていると地中に埋め込まれている為、修繕にはかなりの費用が掛かってきてしまいます。
ふたを開ける際、ワンポイントアドバイスですが一番道路に近いふたを開けて確認しましょう!
浄化槽というのは地中で三層に分かれており、
家の中の排水を流れる層⇒真ん中の層⇒隣接する道路に近い層へとろ過されていきます。
なので走路に一番近い層のふたを開けることが一番ろ過されており匂いも少ないのです。
次に給水に関してですが
郊外の物件だとたまに井戸という物件もあります。
これをもしも上水に切り替えるとなるとかなりの費用が掛かります。
もちろん、前面道路まで管が通っていれば可能な話なのですが・・・
なのでこの井戸の物件もできる限りさけた方がいいと思います。
そして建物を支える基礎
これは後から変える事はなかなか難しいのでしっかりとみておくことをお勧めします。
まずは外周をしてみてクラック(ヒビのようなもの)が無いか確認しましょう。
簡易なものをヘアクラックといいますが(シャープペンの芯が入らないくらいのもの)
これくらいなら気にしなくて大丈夫です。
もしもそれ以上のクラックがあったらどうかというと
大体、通気口の付近にこのクラックはあることが多いのですが
その上の建物の窓や扉がちゃんと開閉するかどうかを見てみて
スムーズに開閉ができる様なら軽微なものなので修繕で対応ができます。
他にも基礎の中に関しては台所にあることが多いのですが
床下収納を開けてその収納ケースをどけると床下が見えます。
そこに潜ってまではしなくていいのですが携帯などを下に潜り込ませて写真などを撮り
基礎の木材などが腐って無いかやシロアリの被害が無いかなどをみます。
築年数が古い物件だと布基礎(部分的にコンリートが施工されているもの)が多く湿気がたまりやすくなっていますのでこういった被害も出てきます。
比較的新し物件はベタ基礎(全面的にコンクリートが施工されているもの)が多いので湿気などはうまく換気されやすいので被害も少ないようです。
・・・っと、かなり長くなってきたので今日はこの辺りで
次回は建物についてももう少し詳しく書いていこうと思います。